Alertys妊娠検査
高い繁殖効率を実現させる高精度の妊娠確認手順の確立
- 正確で迅速な検査により、空胎日数の短縮、生産量を増加、産業動物の健康状態の向上が可能です。
- IDEXXの妊娠検査は、胚または胎児が存在する場合にのみ分泌される妊娠関連糖タンパク(PAGs)パネルの検出に基づいています。
- 乳または血液検体を使用し、最短で人工授精後28日目から結果がわかる柔軟な検査です。
業務に最適な方法をお選びください
Alertys Milk Pregnancy エリーザキット
Alertys Milk Pregnancy エリーザキットは、酵素結合免疫吸着検査法(ELISA)により乳検体から妊娠関連糖タンパク(PAGs)を検出します。
Alertys RVPT 牛用妊娠検査キット
Alertys RVPT 牛用妊娠検査キットは、酵素結合免疫吸着検査法(ELISA)により全血(EDTA)、血漿(EDTA)または血清からPAGsを検出します。
Alertys OnFarm 牛用妊娠検査キット
Alertys OnFarm 牛用妊娠検査キットは、ラテラルフロー方式により全血(EDTA)、血漿(EDTA) または血清からPAGsを検出します。
使用する検査の選定
対象の産業動物に適したAlertys検査をお選びください
乳牛
使用したい検体の種類に合わせて以下の検査からお選びください
Alertys OnFarm牛用妊娠検査キット |
Alertys Milk Pregnancy
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Alertys RVPT牛用妊娠検査キット |
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検体の種類 |
血液 |
乳汁 |
血液 |
検査場所 |
農場 | 検査センター |
農場 獣医師を通して実施 |
製品コード |
98-26441-00(25テスト) | 99-41549(5プレート/ストリップ) | 99-41589(2プレート/ストリップ) |
肉牛または未経産乳牛
使用したい検体の種類に合わせて以下の検査からお選びください
Alertys OnFarm牛用妊娠検査キット |
Alertys RVPT牛用妊娠検査キット |
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検体の種類 |
血液 | 血液 |
検査場所 |
農場 |
農場 獣医師を通して実施
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製品コード |
98-26441-00(25テスト) |
99-41589(2プレート/ストリップ) |
産業動物を検査するタイミング
最初の妊娠診断 |
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妊娠期間中 |
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乾乳前 |
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Alertys妊娠検査がお客様の農場に適しているかをご確認ください
Alertys妊娠検査を使用している検査センターをお探しになるか、IDEXXの担当者にお問い合わせ ください。
よくあるご質問
- 検体を採取する前にチューブにラベル等で日付、牛の個体IDを記入します。牛の妊娠状態を正確に把握するために、検体の取り違えがないようにご注意ください。
- ウェットティッシュ、または濡れタオルで乳房についた土や泥を拭き取ります。検体採取前に、乳頭を清潔にして乾燥させます。
- 検体採取は1乳房からでも全乳房からの採取でも検査に問題はありません。
- 始めに流れ出る乳汁を廃棄し、蓋を外したチューブまたはバイアルを準備します。チューブを乳頭の先端に対して45度に傾けます。
- チューブまたはバイアルの4分の3程度まで乳汁を入れ、カップを取り出します。
- 検査センターに送付するまで、検体は冷蔵保存してください。
- 検体は丁寧に梱包し、冷蔵で送付してください(保存剤を不使用の場合は特に注意が必要です)。
- 検体を採取する前にチューブにラベル等で日付、牛の個体IDを記入します。牛の妊娠状態を正確に把握するために、検体の取り違えがないようにご注意ください。
- 牛を保定し、牛の尾の裏側をペーパータオルで拭き取ります。
- 牛の尻尾を垂直に持ち上げ、付け根から7.5センチ(2インチ)ほどの所を確認します。隣り合った2本の尾椎の骨の間で、中央に走る溝が採血ポイントです。
- 尾の付け根の採血ポイントで1.3センチ(0.5インチ)ほどの深さに針を刺します。針を尾に対して垂直に保ちます。
注意事項:針は尾に対して必ず垂直にしてください。尾に対して針をななめ上、下または横向きに差し込まないでください。 - 採血ホルダーのつばを親指と他の指で押さえ、手のひらで採血チューブをゆっくりと押し込みます。針が採血チューブの蓋に刺さり止まるまで押してください。 採血チューブ内の真空により、血液が引き込まれます。注意事項:血液が引きこまれない場合、針を抜かずホルダーを少しだけ手前に引き、静脈にあたるまで、針の角度を変えて試してください。
- 血液を少なくとも採血チューブの半分量まで採取できたら、ホルダーから採血チューブを引き抜き、針も牛から引き抜きます。
- 安全のために、保管していたキャップを注射針に戻します。そしてホルダーから針を外します。反対側の先端にもキャップを戻します。 針は必ず、注射針回収箱に廃棄してください。 ホルダーは破損していなければ、汚れを取り除いて再利用可能です。
- ラベルが清潔で乾燥していることを確認してから、検体番号と個体IDを記入してチューブに貼り付けます。
※ 人用の医療機器を動物用に使用される場合は獣医師のご判断のもとご使用をお願いいたします。
※ 採血は、法令に従って実施して下さい。
ご使用を希望されるAlertys製品によって異なります。IDEXX担当者にお問合せください。
血液または乳汁採取のための検体採取用のチューブが必要です。Alertys OnFarm牛用妊娠検査キットには、全血、血漿の検体用にEDTA入りチューブをご使用下さい。