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Fecal Dx 抗原検査

糞便検査の重要性

なぜ定期的な糞便検査は今でも重要なのでしょうか?

寄生虫は、ペットだけではなく人間の家族の健康までをも脅かす存在です。ペットは、屋外にいるだけでそのリスクに晒されていることになります。寄生虫の中にはペットの足や皮膚から侵入してくるものもいます。また、ペットはグルーミングや授乳中、もしくは汚染された土壌や糞便を食べることで寄生虫を飲み込んでしまうこともあります。定期的な糞便検査を行うことで寄生虫を早期に発見でき、早期治療につなげより良い転帰をもたらすことができます。

寄生虫との闘いを制するために

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CAPC*による推奨事項をペットの飼い主様と共有

寄生虫によるリスクがペットだけでなく自身の家族にまで及ぶことを理解することで、定期的な寄生虫スクリーニングに賛同するペットオーナーが増えます。

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年間を通して、広範な寄生虫の予防を推奨

CAPCは、大人のペットでは最低年2回、生後1年未満のペットに関しては最低年4回の糞便スクリーニングを推奨しています。1

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Fecal Dx抗原検査なら、感染症の早期診断と治療が可能

Fecal Dx 抗原検査は、他の方法では見落とされる感染症を検出することができます。感染症の診断と患者の早期治療、寄生虫予防製品の適切な使用を促進するために、CAPCは糞便抗原検査の使用を推奨しています。1

 
*Companion Animal Parasite Council

ドッグランに潜む寄生虫

全米で行われたドッグランの調査2によると、健康で行き届いたケアを受けているペットであっても、消化管内寄生虫への曝露のリスクが高いことが分かりました。この調査は、30の大都市圏における288のドッグランを対象に行われました。その結果を確認しましょう。

85 percent.

消化管内寄生虫検査で陽性だった調査対象のドッグランの割合。

消化管内寄生虫検査で陽性だった犬の割合は、5頭のうち1頭。

50 percent.

鉤虫、回虫、鞭虫の検査結果が陽性だった調査対象のドッグランの割合。

Fecal Dx抗原検査は、顕微鏡では発見できなかった寄生虫感染症を検出する効果的な方法であり、健康診断を受けている犬や猫にもその効果を発揮します。調査報告書(英語)

参考資料

  1. Companion Animal Parasite Council.General guidelines for dogs and cats. September 16, 2022. Accessed February 19, 2024. www.capcvet.org/guidelines/general-guidelines
  2. Stafford K, Kollasch TM, Duncan KT, et al.Detection of gastrointestinal parasitism at recreational canine sites in the USA: the DOGPARCS study.Parasit Vectors.2020;13(1):275. doi:10.1186/s13071-020-04147-6