IDEXX SDMA検査
甲状腺機能亢進性の猫とIDEXX SDMA検査
SDMAは、甲状腺機能亢進症を患う猫における信頼性の高い腎機能の指標です。
猫の場合、甲状腺機能亢進症が腎臓病の存在を隠してしまいます。これまでは甲状腺機能亢進症を患う猫において、信頼性をもって腎機能を評価 できる通常の診断検査はありませんでした。
最近の回顧的データ分析によると、SDMAは、腎臓病を患う猫において甲状腺機能亢進症を6倍以上多く検出することができました。IDEXX SDMA検査では、甲状腺機能亢進症の猫の腎臓病を特定できたことに対し、クレアチニン検査では82%の猫においてそれを検出することができませんでした。1
腎臓病を患う猫に対する検査で、IDEXX SDMA検査はクレアチニン検査より、甲状腺機能亢進症を検出しました。
参考文献
- アメリカ合衆国メイン州、ウェストブルック IDEXX Laboratories社にてデータ保管。