Enterolert-E
一晩で正確かつ定量可能な結果
- 24 時間で判定可能です。
- 腸球菌を標準法の半分の時間で検出します。
- 面倒なメンブレンフィルター法を排除し、確認、移動作業、ろ過が必要ありません。
- 欧州市場向けに開発され、ISO 7899-1 の腸球菌に関する EU 水浴場指令標準法と連動します。
概要
簡便
- 培地の調製が必要ありません。
- オートクレーブの必要がありません。
- コロニー計数の必要がありません。
- ガラス器具を洗浄する必要がありません。
迅速
- 作業時間は 1 分未満。
- 24 時間で判定可能です。
正確
- ISO 7899-1 の方法と相互に関連しています。
- 1 個/100 mL の感度で検出。
- 希釈なしで、2,419 個/100 mL まで計数(Quanti-Tray/2000 使用)。
- 従来の方法で見られる主観的解釈を排除します。
コスト効率が高い
- 最長 12 か月保管可能で、廃棄物を最低限に抑えます。
- 24 時間の検査で、培養器内のスペースを節約します。
サイエンス
エンテロラート-E の仕組み
エンテロラート-Eは、弊社独自の特定酵素基質法(DST)の栄養指標物質を使用して、腸球菌を検出します。この栄養指標物質は、腸球菌に代謝されたときに蛍光を発します。DST は精度を改善し、従来の培地で使用されていた有害な抑制物質であるアジ化ナトリウムを使用する必要性を回避します。
使い方
エンテロラート-E の使い方を見る
定量検査
ステップ 1
検体に試薬を添加します。
ステップ 3
Quanti-Tray 用シーラー を使用して密封し、41℃±0.5℃で 24 時間培養します。
ステップ 4
蛍光ウェルを計数し、最確数(MPN)表 を参照してください。
よくあるご質問
エンテロラート-E は欧州向けに開発されました。ISO 7899-1、EU水浴場指令の標準法と連動します。
エンテロラート-E で検出できるのは次の種の腸球菌です:エンテロコッカス・フェカーリス、 エンテロコッカス・フェシウム、エンテロコッカス・アビウム、 エンテロコッカス・ガリナルム、エンテロコッカス・カッセリフラバス およびエンテロコッカス・デュランス。
エンテロラート-E は、腸球菌を 1 個/100 mLから検出できます。
エンテロラート-E の有効期限は製造日から 12 か月です。
直射日光避をけて、2~30℃で保管してください。
エンテロラート-E の試薬粉末は黄褐色で、流動性の乾燥粉末です。粉末の色または性状に関するご懸念は、IDEXXテクニカルサービスにご連絡ください。
はい。Quanti-Tray、Quanti-Tray/2000 、または試験管法で定量化することができます。
エンテロラート-E のコンパレータはありません。結果判定での比較には、陰性コントロールを使用してください。
各施設での細菌学的バイオハザード物質の適切な廃棄については、地域の監督局にご確認ください。
関連資料とツール
検査製品とその他製品
水質検査と付属 ツールを検索
関連資料
IDEXXの水質検査製品群の多くの製品に対する参考資料および承認文書があります。下のリンクを選択して必要な文書を見つけてください。
製品情報
エンテロラート-E(20 回分)
カタログ番号:WENTE020
エンテロラート-E(200 回分)
カタログ番号:WENTE200
スナップパックと Quanti-Tray セットをご用意しています。